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IUF
Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


ジャカルタのホテル爆破でホテル労働者に再び大きな被害

Posted to the IUF website 18-Aug-2003





2003年8月5日火曜日に起こったテロ爆破攻撃の被害者となった14名の死亡者および150名の負傷者の中に多くのマリオット・ジャカルタ・ホテルの労働者が入っていた。

最初の報道によると、死亡者のほとんどがホテルの玄関口に近く位置している警備員、ポーター、駐車場職員およびタクシーの運転手ということだった。レセプション、フロント・オフィス、ホテルの二つのレストランの職員も怪我で重症である。

2001年9月のニューヨーク、2002年10月のインドネシアのバリ、2002年11月のケニアのモンバサのように、ホテルおよびケータリング部門の労働者は、悪意のある、弁明する余地のない暴力の前面に自分たちが立っていることに気がついた。

IUFはホテル・ケータリング労働者を組織する国際労働組合としてこの非道な行為により殺された全ての人々の死を悼むものである。亡くなった人々の多くは単にホテルに毎日の仕事に出かけた労働者であった。インドネシア政府に、ホテル職員およびホテル客の安全と警備を保証するために更なる措置を講じることを要請するためにあらゆる努力を我々は支援する。例えばインドネシアのホテル労働者を組織化するIUFの加盟組合、FSPMのこの要求を掲げてのデモをIUFが支援したことである。

これに関連し、IUFはホテルの経営が安全性を絶対的な優先事項にする必要があると確信し、政府の関連部門も参加しての労使間の協議と交渉を要求するものである。

一連の暴力攻撃により直接影響を受けた被害や人命の損失以外にも、インドネシアおよび世界規模の観光業にはマイナスの影響が生じ、この部門の労働者に引き続き深刻な影響が出る事は避けがたい。世界的に観光業は戦争、テロ、SARSの影響からすでに動揺し、過去2年間で推定800万人の雇用が喪失している。これらの事件から労働者が不均衡にマイナスの影響を受けることがないように政府と使用者に対しあらゆる努力をすることを要求する。