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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


反組合のウォール・マートにテキサス店舗のUFCWの精肉労働者と交渉するようにとの判決が出される

Posted to the IUF website 18-Jul-2003





米国を本拠地とする巨大かつ世界で事業を展開する小売業者ウォール・マートは、組合とは交渉を行わないと何度も述べてきた。そして北米の店舗で労働者の組織化を阻むために徹底的な手段を繰り返してきた。

ウォール・マートの店舗では労働組合に加入しようとする従業員の合法的な権利を日常的に侵害してきた。今までにその非合法行為からウォール・マートが受けた最も重い罰則は、いくつもの店舗に“一斉に行われる行動”に関与した従業員を威嚇しない、労働者の組織権を否定しない、従業員と組合とのコンタクトを報告する必要はない、あるいは一斉に行われる行動に関与した労働者を懲戒処分の対象としたり、解雇したりしないという通告を張り出すように要請されたことだった。


初めて行政法審判官がウォール・マートに対して、テキサスの店舗の米国食品商業労組(UFCW)ローカルと交渉を行うようにとの命令をだした。

ウォール・マートの精肉労働者がUFCWの代表を投票で決めた時、同社は組合承認を拒否した。同社はジャクソンヴィル店舗の精肉部門を変更し、精肉労働者を“セールス社員”にした。精肉労働者の持つ特殊技能は仕事の割り当ての変更のために価値が落とされた。

突然、包装済み精肉商品に切り替えたことはウォール・マートは反組合戦略の目的を持つという証拠となった。ウォール・マートは自社の管理職に行ったパワーポイントのプレゼンテーションで“これは究極の組合回避戦略だ”と自負してさえみせた。ウォール・マートは一ヵ月後テキサスの他の店舗で精肉労働者がUFCWへの加入を投票した時も同様に振舞った。

ウォール・マートは、UFCWが最初にそのひとつの店舗で組織化に成功したときこれをうまく出し抜いたと思っていた−全国労使関係委員会行政法審判官が同社に対してUFCW540を承認し、包装済みの精肉商品への変更の影響を組合と交渉するように判決を出すまでは。この判決は最初の組合選挙の3年後に出された。

UFCWはウォール・マートの従業員が職場で代表される権利を勝ち取るまでこのキャンペーンを継続することを誓約している。

このキャンペーンについての詳細は、 ここをクリックして UFCW のホームページを参照。