オーストリア労組−年金制度を守るためストライキ

Posted to the IUF website 04-Jun-2003





OGB 会長 Verzetnitschとストライキを行うコカコーラ労働者

オーストリアのナショナルセンターOGBは脅かされる年金制度を守ろうと大規模なストライキを今一度計画している。中道右派連立政権が提出している立法案によると法定定年年齢が6歳引き上げられ、特定のカテゴリーの年金生活者にとっては給付金が４０％まで削減されることになる。

5月6日のストライキ行動と5月13日のウィーンの大集会が成功したことで、政府は組合と経営者と討論会を開くことに賛成したが、削減案の重要な側面を譲ることはしなかった。従ってOGB の執行委員は満場一致で民間産業と公共輸送部門に焦点を当てたストライキを6月3日に再び行うことに投票した。

IUF加盟の食品関連労組ANGはIUF書記局にコカコーラ工場および全ビール工場を始めとする80社でストライキが行われると報告した。