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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


ベラルーシ農業産業労組の加盟組合資格をIUF一時停止する

Posted to the IUF website 28-Apr-2003





4月9−10日までジュネーブで開催されたIUF執行委員会はベラルーシ農業産業労組(AIWU)の加盟組合資格をIUF加盟組合基準である独立性と民主主義に関する基準を満たしていないために一時停止することを決定した。過去70年間でこのようなケースはこれを入れて2度あったのみである。

AIWUから退任させられた指導者アレクサンダー・ヤロシュクが執行委員会に、脅迫とゆすりに代表される昨年9月の治安工作でルカシェンコ大統領の独裁政権による組合乗っ取りの詳細な報告を行った。AIWUの独立性を破壊することで、最大の反対勢力である上部団体、ベラルーシ労組連合を国家が乗っ取りることを可能にする。昨年の9月19−20日に開かれた本連合の"特別大会で"ルカシェンコは組合を“政府当局に組み込まれたもの”と公言して憚らなかった。

ヤロシュクはベラルーシの民主的で独立した労働組合を求める闘いの連帯としてIUF副会長に選出された。彼の報告に基づき、執行委員会はもはや同労組は国際的に認知される基準に従った合法的な労働組合組織ではないと判断した。

加盟組合の資格一時停止は執行委員会が取ることのできる最も強い行動であり、即座に効力を発生する。IUF規約により最終除名は執行委員会で決定することはできず、このような行動はIUF総会でのみ取ることができる。ベラルーシで劇的な変化が起こり、同国の農業食品労働者が没収された組合を再び取り戻せなければ、執行委員会は次回のIUF総会で除名を提案することになる。