IUF/COLSIBA/チキータ労働者権協定がコロンビアとホンジュラスで実を結ぶ。

Posted to the IUF website 24-Mar-2003





2001年6月14日に調印されてから18ヶ月の間でIUF／COLSIBA／チキータ権利協定は、少なくとも2カ国においてチキータおよびチキータのサプライヤーで働くバナナ労働者に具体的な前進をもたらした。

コロンビアでは、SINTRAINAGROが協定を使用し、800名以上の新組合員を獲得し、マグダレナ地域に新しい支部を設置した。この地域の労働者は組合を持っていなかった。協定は組織化キャンペーンの間、会社の中立性を確保するために、また一旦初めての労働協約の交渉に入ってからは農園経営者の建設的なアプローチを確保するために成功裡に使用された。５つの新しい労働協約がこれらの農園で2002年12月に結ばれた。本協定はSINTRAINAGROの新組合員の条件と権利をゆゆしく向上させた。

ホンジュラスではIUFの加盟組合SITRATERCOが本協定をうまく利用しチキータのサプライヤーであるブエノス・アミゴスの組織化に成功した。本協定によりチキータは、農園経営のサプライヤーが協定で述べられている基準を認め尊重することを期待することをはっきりと表明した。この結果、SITRATERCOはブエノス・アミゴスの組織化をよりオープンにおこなうことができ、このチキータのサプライヤーと成功裡に労働協約を交渉することができた。