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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


インドのペプシコはどん底へ向うコーラ競争をリードするのか?

Posted to the IUF website 19-Feb-2003





最近行ったインドのペプシコボトリング事業に関するIUFの調査で、まだ組合が残っているペプシボトリング工場で組合への抑圧と経営からの圧力の度が強まっていることがはっきりした。

インドペプシコ工場で組織労働者をたたきのめすために工場経営者が警察をよび、組合が存在しない多くの工場で労働者が組織化を始めたり、あるいは組合があるところでは団体交渉権を行使しようとすると、解雇すると脅されることは絶えず続いている。

インドを超えもっと広い範囲に及ぶ労働者の権利に対する組織立った抑圧を背景として、IUF書記長ロン・オズワルドは次のようにコメントしている。

“世界のコカコーラ生産施設で労働者の権利に関心が高まっていることを考慮すると、世界のペプシコ施設の多くの場所で、もしもっと組織だったものでないとするならばできる限り労働者の権利を否定しようとしていることを忘れてはならない。”

オズワルドは、更に“コカコーラは、時として我々の相当数のメンバーに深刻な問題を投げかけることもあるが、ペプシコは企業全体で組織だって労働者の権利を否定しようとしているようすがある。この結果、世界中のペプシコを通じてコカコーラに比べ組織化率が相当に低い。コカコーラで既得権を守り、これを拡張しようとする時、この事を心に留めなければならない。ペプシコのもっと深刻な基本的権利抑圧を我々が無視するならばこれは危険にもコカコーラとの競争でペプシコに優位を与えることになりかねない。基本権のより組織だった大きな抑圧の上に立つ優位である。IUFは引き続き、巨大な清涼飲料部門の世界中の労働者に尊重、尊厳、権利をもたらす不変の活動の一環としてペプシコの調査を続ける。”と述べた。