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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


南はまた存在する。サザンコーン(訳者注:アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ、チリからなる地域)の食品労働者が多国籍企業に対峙する戦略を定義

Posted to the IUF website 22-Jan-2003





アルゼンチン、ブラジル、チリ、パラグアイ、ウルグアイの150万の食品労働者を代表する組合が12月11−12日、ブエノスアイレスの会議に集った。

IUFラテンアメリカ地域組織が企画した研究集会がCASIA(食品総同盟)の後援のもと、FTIA(食品産業労連)の食品労組であるUTHGRAの本部で開催された。

研究集会の間、本産業の労働者の状況についての分析がされ、一連の行動が決められた。議論された内容のひとつは、継続して行われる調整政策の深刻な影響についてと資本と富の猛烈な集中のモデルの導入であった。これらの要因により労働者数の劇的な減少、雇用条件の不安定化、環境の悪化がもたらされている。研究集会の論議で、いろいろな国の多国籍企業の行動に共通な要素を明らかにした。これは集中化、競合他社の買収と閉鎖、政府の税優遇措置、雇用数の減少、高い生産性と賃金及び雇用の低下の組み合せなどである。

本地域の代議員は、研究会で定義した戦略の一部として、明らかに反組合の性質を持つ政策適用について合意した。以下が決議された。

* 地域のパルマラット、ダノン、ネスレ会議を将来企画する任務を持つ委員会を設立する。
* 本地域の労働者の実態を伝える共同資料を作成する。
* 賃金レベル、雇用状況、社会保護情報、多国籍企業の活動と政策の監視の詳細、世界の多国籍企業のネットワーク、本地域における影響を含むIUFラテンアメリカ地域のデーターベースを構築する。