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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


NGG、ドイツ・コカコーラで雇用保証とアウトソーシングに大幅な制限を確保

Posted to the IUF website 29-Apr-2010





ドイツ食品関連労組(NGG)は、コカコーラのドイツのボトラー、CCEAGと雇用保障に広範囲の保証を提供する協約を締結した。CCEAGは1万1千名の従業員を抱えるドイツ最大の清涼飲料製造業者である。新しい労働協約は、2012年末まで有効だが、約半年の団体交渉と4日間の昼夜に渡るマラソン交渉時に最高潮に達した組合員動員と警告ストライキの脅かしの後に締結された。コークの最も重要な市場のひとつであるドイツの雇用保障に関する争議の可能性は、IUFのグローバルコカコーラ同盟の議題だった。

以下は、協約内容の一部である。

 将来、製造・サービス・セールス部門でアウトソーシングを行わないとのコミット
 NGGの組合員は協約有効期間中、事業変更からのレイオフを受けない。同じ販売地域で生産過剰があった場合、製造職は、他の製造施設に移転される
 配送車両は親会社内に維持される
 訓練生は、訓練期間終了後少なくとも12ヶ月間雇用され続ける

現行の枠組み協定は、労働時間(37.5時間)を規定し、休暇、休暇手当ては維持される。一方で会社は市場変動に対応して週労働時間を48時間まで延長できる。週末労働は特別扱いのままとされる。

この協約で、小額のインフレ補償つき年間賃上げが確保された。