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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


IUF-AP HRCT 2009年決議

Posted to the IUF website 09-Dec-2009





IUFアジア太平洋地域HRCT
労働組合地域会議
2009年8月4−5日、マレーシア、クアラルンプール

HIV/エイズに関する決議
ホテル、レストラン、ケータリング、ツーリズム部門の労働者を代表するアジア太平洋地域の労働組合はクアラルンプールで会合し、次のことを決議した:
HIV/エイズは懸念が広範囲に及び深刻な課題であり続け、HRCT部門の組合員および労働者一般はこの事を認識しておくべきであり、
HIV/エイズは労働組合の課題であり、根本的に職場安全衛生、人権、経済的公平性に関連しており、
アジア太平洋地域全体では国毎に異なる環境にあるにも拘らず、HIV/エイズは国境を識別するものではなく、潜在的に全ての労働者に影響を及ぼすことに留意し、
HIV陽性の労働者に対して雇用を拒否することによる差別は、人権の拒否であることに留意し、
労働者のHIV検査は、人権の拒否であることに更に留意し、
HIVの地位も含む国際労働法に述べられているように、全ての労働者はプライバシーの権利を持つことを再確認し、
ILOの「HIV/エイズと労働の世界に関する行動規範」を支持し、
予防、治療、ケア、支援への普遍的アクセスに関するWHOのキャンペーンを支持し、
労働者は、HIV/エイズに関連した特定の課題(例えば観光)に様々な状況で直面しており、こうした状況は明確な産業レベルの基準で取り扱われるべきであることに留意し、
HIV/エイズの課題を、教育や交渉のプログラムに盛り込むよう、労働組合に要請し、
具体的にHRCT産業HIV/エイズ政策およびプログラムにHRCT労働組合を関与させるよう、各国政府にロビー活動するようHRCT労働組合に要請する。
以上

ホテルへのテロ攻撃に関する決議
ホテル、レストラン、ケータリング、ツーリズム(HRCT)部門の労働者を代表するアジア太平洋地域の労働組合はクアラルンプールで会合し、
インドネシア、インド、パキスタンのホテルにおける最近の爆弾攻撃と、当地域における観光産業活動に及ぼす身も凍るような衝撃によって生じた、彼らの生活に対する深刻な痛手について議論し、
1. 人命の損失、トラウマ、経済的不安定という点で、HRCT労働者にテロ攻撃が及ぼした破壊的影響に留意しつつ、あらゆる形態のテロリズムへの非難を宣言し、
2. また、被害を受けた職場で労働組合を弱体化するために、この災難を利用しようとする経営の企てを非難し、
3. 宿泊客のために安全なホテル環境を維持しようと努力するのと同様に、安全な職場を求める我々の権利を要求し、
4. また、全ての警備員を非正規労働者としてではなく、適切な訓練を受け保険を伴う正規従業員として、直接雇用するよう要求する;下請や契約による雇用は、ホテルの安全保障を高める手段とはならない。
以上