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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


IUF/ダノングループ国際労使会議を立ち上げる

Posted to the IUF website 01-Nov-2009





20年以上に亘るダノンとの国際労使関係の歴史上始めて、世界のダノン労働者を代表する労働組合の活動家が今年のダノン情報協議会(CIC)に出席し、この会議を真に国際的な機構に変革した。



ダノンCICは、1996年に結成され、欧州労使協議会の機能を果たしている。これは1987年に始められたIUFとIUF加盟組合とダノン経営者間の年間会議を継続するものだった。今日まで、欧州連合以外も含む欧州レベルの代表を確保してきた。CICは、正委員に中東欧諸国の組合代表を入れた最初の欧州情報協議機構のひとつであった。もう一つ、CICの重要な要素は全国労働組合代表と共にIUFの地域事務所(欧州、ラテンアメリカ、アジア)の代表の参加であった。



しかし、2009年10月12−14日にジュネーブで開催された会議は、国際労使関係における大きな進展とIUFおよびIUF加盟組合の長期に亘る要求の実現の大きな進展を意味する最初の真にグローバルな労使会議であった。

IUF書記長ロン・オズワルドにとって、「この達成の結果、ダノン労働者を代表する全てのメンバー組織が、アフリカであれ、アジアであれ、ラテンアメリカであれ、北米であれ、今ではグローバルレベルでこの会社との話し合いの場を構築する欧州の組合活動家の仲間に参加できる。持続可能な成功の重要な鍵と会社が考える2重の経済社会プロジェクトを進める方法として、こういったタイプの労使関係の機構を実施する最初の会社がダノンだということは驚くべきことではない。我々の部門の多国籍企業は、益々大きな役割を果たし、かつてないほど大きな力を行使し、我々のメンバー、その家族ら、また彼らが生活する地域社会の生活の糧と安寧により大きな影響力を与えるようになっている。そういった多国籍企業にとってこれがモデルになるように希望している」



20カ国のダノン労働者を組織化する28労組の60名の参加者は、情報のレベルと経営者との活発な討議に感激し、この会議に非常に満足した。会議の具体的な結果として、ダノン経営者はダノンの全国レベル、工場レベルの安全衛生プログラムの労働組合の関与に関して出された提案を受け入れ、IUFと職場のストレスに関する国際枠組み協定の話し合いを始めることに合意した。


ダノンCIC議長ブルーノ・ヴァノニとダノンCEOフランク・リボーが演壇を分かち合った