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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


生活に不安定さを加える−オランダ労組がユニリバーの株主にCSR情報操作の背後にある抑圧的な雇用慣行に異議申し立て

Posted to the IUF website 19-May-2009



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FNV Bondgenoten 会長ヘンク・ヴァン・デル・コルクが、ユニリバーオランダの取締役とCEOポールマンの間に立つ(写真:メレル・メイサン)

オランダのナショナルセンターFNVとIUF加盟のFNVBondgenotenは、5月14日にロッテルダムで開催されたユニリバーの株主総会に大挙して出向いた。同社の良く練られたCSRのPRの情報操作の背後にある卑劣な社会的慣行に焦点をあてるためだった。

ユニリバー労働者と支援グループは、会場のふたつの入口に集まり、IUFのユニリバー・パキスタン・キャンペーンの支援のためのキャンペーン資料と巧みな会社レポートと大量の宣伝における空虚な主張に対比するユニリバーの慣行が記述された最近出版された代替年間報告書、「エラチューム(誤植)―生活に不安を付け加えて」を配った。
FNVBondgenoten、英国のTUCとユナイト、オランダのインド委員会の支援で出版されたエラチューム(誤植) (FNVホームページから英文で pdfフォーマットでダウンロードできる )は、パキスタンにおける組合つぶしと臨時雇用の体系的な濫用についてIUFの資料を多く用い、ユニリバーに供給を行うインドの紅茶農園の社会的な状況を報告し、他の問題とともに、同社の環境破壊とインド、コディアカナルの同社の元温度計工場の水銀中毒について報告している。労組は、初めて株主に対し、会社の大々的な社会責任回避について力強く証拠を出した。このために会場から都合の悪い質問が出た。音楽と街頭劇を伴う行動で、ユニリバー本社経営者は、IUF/FNV代表団と会わざるを得なくなり、オランダの報道機関に大きく取り上げられた。

前日に行われたロンドンのユニリバーPLC株主総会では、IUF加盟のユナイトがパキスタン労働者の直接常用雇用を求める闘争を支援するプレスリリースを発表した。

ユニリバーパキスタンのディーセントワークのIUFキャンペーンの最新ニュース(英文)は、Casual-TLUXurious profitsのホームページで。