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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


ブラジルCONTAG、連帯と持続可能性を基礎とする農村開発を推進

Posted to the IUF website 19-Mar-2009





ブラジル全国から3000名の代議員が、3月10日から14日までブラジリアで開催されたIUF加盟の全国農業労連(CONTAG)の第10回大会に参加した。大会の中央テーマは、連帯と持続可能性を基礎とする新しい農業の構築だった。

大会プログラムと大会文書は、連帯と持続可能性に裏づけられた代替の農村開発という大会の中央テーマの草の根レベルから地域、全国レベルへの長い発展を反映したものだった。大会で、CONTAGが農地改革の推進と家族農業への一層の支援、農村雇用のために闘うことが約束された。CONTAGは、組合教育と組織化活動を強化し、女性と若年農村労働者の闘争を支援する。

CONTAGは、特に現在の経済危機において、家族農業の投資と開発は、貧困との闘いの中で最も効果的な手段のひとつだと強調した。組合は、環境保護、土地所有に関する制限、外国人投資家への土地売却禁止、エタノール生産に予定されているサトウキビの割当に関する現行法律の真剣な実施のために闘争を継続する。

ジェンダー関連の暴力に反対する全国キャンペーンが、大会初頭に立ち上げられた。CONTAGの女性局は、ブラジリア大学と共に女性組合員に調査を行ったが、その結果、女性に対する暴力が劇的に増加している事がわかった。連邦女性省が大会で挨拶を行い、このキャンペーンに対する政府の積極的支援を約束した。

大会で最も議論を呼んだ問題のひとつは、ナショナルセンター、CUT、 Fuerza Sindical、CTB(ブラジル労働者センター、2007年設立)と関連したCONTAGの独立性に関してだった。CONTAGは、CUTに13年間加盟しているが、激論と無記名投票が行われ、過半数(1141対1109)がCUTからの脱退に賛成投票を行った。

IUF執行委員で農業産業部会委員でもあるアルベルト・ブロチェは、満場一致でマノエル・ホセ・ドス・サントスの後任として会長に選出された。アレクサンドラ・ダ・コスタ・ルネスがブロチェを継ぎ、副会長と国際関係書記になった。カルメン・フォロは、農村女性労働者全国委員会のコーディネーター(とCUT副会長)を続ける。