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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


ユニリバー、連続権利侵害でOECDに申し立てられる-リプトン・ブルックボンドの差別と組合つぶし

Posted to the IUF website 09-Mar-2009



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常用雇用破壊‐これで世界で最も利益を上げる飲み物が作られるだろうか?

ユニリバーは再びOECDの審理を受ける。今回はパキスタン、ハーネワールのリプトン・ブルックボンド紅茶工場の臨時雇用濫用 が原因だ。

IUFは、3月6日、ユニリバーの本拠地である英国のOECDナショナルコンタクトポイントに正式な申立を行った。IUFの申立は、昨年11月のパキスタン、ラヒム・ヤー・カーンのユニリバーの慣行に関する案件、過去3年間に2件のインドの案件、昨年のITFのトルコ・ユニリバーの組合つぶしに関する案件に続くもので、これらの案件は、現在全て審査中である。

多国籍企業に関するOECDガイドラインは、多国籍企業の海外の子会社に労働組合と人権に関する国際基準を遵守させるものである。

ユニリバー・ハーネワール工場には22名の常用労働者がいる。彼らは組合員で、労働協約が適用される。しかし他の723名の労働者は6つの派遣業者に雇われ、賃金は常用労働者の3分の1で、年金やその他の給付もない。またユニリバーと団体交渉を行う組合に加入できない。IUFのOECD申立は、派遣業者を使用した体系化した臨時雇用濫用の容赦ない差別制度が強固に確立されていることを示している。

パキスタン・ユニリバーの雇用慣行制度は意識的に確立されており、経営者と団体交渉を行う従業員ユニットを絶対的に最小にする目標を体系だてて広げている。ユニリバーに臨時雇用を通じての組合つぶしをやめるよう告げよう。ユニリバーへのメッセージ送付はココをクリック