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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


ブルキナファソ、母性保護と農業における安全衛生に関する2つのILO条約を批准

Posted to the IUF website 02-Mar-2009





2月25日、ブルキナファソ内閣は、母性保護に関するILO条約183号と農業における安全衛生に関する184号条約の政府批准を認可した。

ブルキナファソの5つのIUF加盟労組は、IUF/ILO後援の安全衛生プログラムとIUF地域女性プロジェクトの枠組みで、これらの条約の批准推進を積極的に行ってきた。

ブルキナファソは、アフリカで母性保護に関する183号条約をマリに続き2番目に、農業における安全衛生に関する184号条約については、サントメプリンシペに続き2番目に批准を行った。

2月9-13日、マリ、バマコで開催された地域女性セミナーで、アフリカ16カ国からの参加者は、2008年6月のマリ政府の183号条約批准を大歓迎し、マリ大統領アマドウ・トウマニ・トウレに対し、アフリカの他の国の指導者にこの模範に倣うよう奨励する事を要請した。

ILOの出版物『安全な母性』によると、今日の女性にとって出産は、健康上の最大のリスクのひとつである。特に、アフリカサハラ砂漠以南とアジアの一部分でそうだ。毎年、800万人以上の女性が妊娠による重度の合併症に苦しみ、50万人の女性が死亡する。

女性の健康に関するミレニアム・ゴールに到達するには、2015年までに母親の死亡率が75%減少しなければならない。今日、この目標には、まだまだ先が遠い。もっと多くの政府が、マリやブルキナファソ政府と同様の措置を取らなければ決して目標には達しない。

農業部門の安全衛生は、IUFメンバーにとって最大の急務であり、ブルキナファソの条約184号批准決定を農業部門を優先産業とする他の諸国が近い将来倣う事が期待される。