IUF logo; clicking here returns you to the home page.
IUF
Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


米国UFCWチッテリオ肉製品労働者がイタリア労組と関係強化

Posted to the IUF website 24-Feb-2009



photo



2009年1月13−14日、イタリアの調理済み肉製品の会社、チッテリオの米国支社の労働者がペンシルバニアからパルマを訪れ、イタリアの仲間に会った。UFCWローカル1776の財務書記長マイケル・ケスラーは、「我々の意図は、米国の労働者の現実の未解決の問題、特に安全衛生、健康保険、賃金に関する労働条件に関わる問題の解決の一助となる考え方、原則を良く理解するためにイタリア労組と長い関係を構築することだ」と説明した。

会議は、CGILのパルマ労働会議所で行われた。UFCWグループとイタリアの7つのチッテリオ工場のFLAI-CGILの代表のコミュニケーションは、IUFがその仲を取り持ち、ふたつの異なる現実に関して討議できた。FLAI-CGILの全国書記、イヴァン・コモッティが「米国では、国家福祉が欠けているために、この会社で、この産業で、高品質の製品、食品安全性、労働者の安全衛生、公正な賃金を含む社会的水準を高く保つためにこの協力を続ける事が重要である」と述べた。

UFCW1776チッテリオ代表団は、グループスミスフィールド・カンポフォリオのパルマハム工場アルポンテを訪問し、イタリアの生産過程と作業編成を膚で直に感じた。FLAIが米国代表団のパルマのチッテリオ工場訪問を要請したが、会社は米国労働者の工場立ち入りを拒否した。米国代表団は、ランギラーノのハム博物館も視察した。2日間の会議で米国の参加者は、米国チッテリオ労働者の労働協約失効直前に、イタリアにおける労働組合の交渉方法を探り、現地の主要な慣行と労使関係の原則を聞く事ができた。


UFCWローカル1776の執行部が、FLAI-CGILの幕を掲げる

この訪問後、米国のチッテリオ労働者は、ヘルメットにFLAI-CGILのシールを貼り、イタリアの仲間と緊密に連絡を取り合っている。ふたつのFLAI-CGILの旗の額縁が、ひとつはフィラデルフィアのUFCW1776の本部の外、に、もうひとつは、組合がチッテリオと交渉をする北東ペンシルバニア事務所に掲げられた。

この交流により、2006年に国際間のコミュニケーションでUFCWローカル1776にチッテリオの米国の従業員に労働協約の改善を交渉させることができた2つの労組の既に存在する連帯が強化された。