IUF logo; clicking here returns you to the home page.
IUF
Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


米国ネスレ、6000名の労働者の作業着着脱時間未払に支払いを命じられる

Posted to the IUF website 29-Jan-2009





米国ネスレの一部門、ネスレ調理済み食品は、自分の時間で作業着や保護服に着替えていた6000名の労働者に未払い賃金510万ドルを払わなければならない。この時間は労働時間として支払われるべきだった。米国政府の公式プレスリリースによると、調査官は、カリフォルニア州のチャッツワース、ユタ州スプリングヴィル、アーカンソー州のジョーンズボローの製造工場の生産労働者、メインテナンス労働者、清掃労働者が、勤務前後の必要装備や衣服の着脱に要する時間を米国公正労働基準法の規定通りに支払われていないことを発見した。

その後、ネスレは、ケンタッキー州のマウントスターリング、オハイオ州のソロン、サウスカロライナ州のガフニーの工場で労働者に未払い賃金があると認めた。他の工場でも見直しが行われている。賃金が未払いの労働者は全員、ホットポケッツ、リーン・キュイジーヌ、ストファーズ冷凍食品などの製品を製造する工場で働いていた。労働者は、2006年12月15日から2008年12月15日までの仕事に対して未払い賃金を受け取ることになる。

公正労働基準法は、この法律が適用される従業員にシフトの前後に制服や保護服や安全装置などの着脱時間が、作業時間開始後にロッカールームと生産現場の間で要された時間ともに支払われることを規定している。