ＢＢＣ、世界的な抗議を物ともせず、パール・コンチネンタルオーナーの慈善事業にワールドチャレンジ賞を授与

Posted to the IUF website 08-Jan-2009





１２月２０日、ＢＢＣは、２００８年ワールドチャレンジ賞を、労働者が組合承認のために7年以上に亘り、解雇、いやがらせ、暴力、収監に対して闘争を行っているパール・コンチネンタル・カラチ・ホテルを所有するハショーグループの慈善事業部門であるハショー基金に授与した。


２００９年１２月９日、パール・コンチネンタル・カラチの労働者とその子供たち、友誼労組、労働団体は、戦闘準備を行う労組を支援して集会を行い、政府に組合承認を確保するよう要請した。パール・コンチネンタル・ホテル労働者連帯委員会は、２００５年に３５の市民社会団体によって結成された。

このコンテストにハショー基金が参加することは、その親会社がひどい組合つぶしを行っているために容認できないことを審査員に知らせようというＩＵＦのキャンペーンに世界中の何千もの人々が応えた。パキスタンの何千もの人々を代表する組合とＮＧＯも審査員に嘆願書を送り、怒りを表明した。しかしどれもＢＢＣと審査員の気持ちを揺り動かさなかった。彼らは、正当な注意が払われ、活動グループが正式に別個であるならば、強力な投資家による人権侵害は、慈善活動に関係がないと主張した。

我々は、当然このいかがわしい『企業の社会責任』の理論の広がりによって、審査員が事実と明白な常識に反して賞を与たことに失望している。パール・コンチネンタル・カラチ労働者は、ＩＵＦとその世界のメンバーの全面的支援を得て、正義のための闘争を続けている。