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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


ブラジルで、カーギル・セアラ家禽産業労働者が、ストライキ

Posted to the IUF website 20-Nov-2008



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ブラジルのマット・グロッソ・ド・スル州のカーギルのセアラ家禽工場の労働者は、団体交渉の際の経営者の挑発に抗議して11月10日以来ストライキを行っている。約2600名の労働者は、(労働者の約90%に当る)経営者が、困難で非健康的な条件の労働の補償として、ブラジルの最高労働裁判所が決定した20%の半分の10%を提案した時、ストライキを起こした。多くのセアラ労働者は、気温零下12度の中で作業を行っている。

組合の要求は、屠畜部門の労働者に3%の割り増し、インフレを相殺するために3%の賃上げ、週36時間労働、流れ作業速度の減速、より頻繁な休憩などだ。月給は、現在466レアルから660レアルの間で(202-288米ドル)ある。カーギル工場の60%が女性労働者で、約30%が原住民のテレナス部族である。

会社は、警察や警備員を動員して圧力をかけ、労働者を仕事に戻そうとしているが、全国食品労連(CONTAC)、STIAシドロランディア、FTIA−MSや工場労組SIDAVESは、組合の要求を進めるために団体交渉の再開を求めている。

2007年3月28日、同じカーギル・セアラ・シドロランディア工場で、29歳の保守整備労働者、マルコス・アントニオ・ペドロは、冷蔵部門のタンクに落ち、体を真っ二つに切断されて死亡した。経営者は彼の死亡を自殺と呼び、賠償金支払いを拒否した。(該当記事は ここを クリック)