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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


米国労組、InBevの買収後、アンハイザー・ブッシュ労働協約で、労働条件の確保を

Posted to the IUF website 20-Nov-2008





米国アンハイザーブッシュビール工場のチームスターが代表する労働者の圧倒的多数が、6500名以上に適用される5年間の労働協約承認に賛成投票を行った。これは、前協約失効4ヶ月前に結ばれ、2014年2月28日まで有効である。今年初めにInBevによる520億ドルのアンハイザーブッシュ買収の発表以来、はじめて組合員が投票した労働協約である。

この労働協約により5年間で毎年平均3%、総計15%の賃上げ、健康保険制度と年金制度の向上、従業員とその扶養家族用の生命保険給付、健康管理奨励計画が確保された。新しい労働協約で、今後5年間米国の12のビール工場のどこも閉鎖されないという確約をアンハイザーブッシュから得た。

全12工場は、チームスターの組合員を雇用し、アンハイザーブッシュが生産する複数のブランドの醸造と瓶詰めを行っている。ビール工場は、ロサンジェルス、セントルイス、ジャクソンビル、フロリダ、ニュアーク、ニュージャージー、ヒューストン、テキサス、フォートコリンズ、コロラド、ウィリアムズバーグ、バージニア、カータースビル、ジョージア、メリマック、ニューハンプシャー、フェアフィールド、カリフォルニア、コロンバス、オハイオ、バルドウィンズビル、ニューヨークにある。協約が承認された結果、従業員に1000ドルのボーナスがでることになった。