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下請け運送会社の労働組合権侵害でトルコユニリバーにトルコ労組とグローバルユニオンが合同でプレッシャーを

Posted to the IUF website 24-Oct-2008



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トルコ労組とグローバル・ユニオン・フェデレーションのICEM、ITF、IUFは、10月20日にイスタンブールで、トルコユニリバーに業務を提供する下請け運送会社の労働組合権闘争に強力な支援を示した。

ユニリバーのトルコ製造施設はトルコ国内および中東に製品を供給している。運送業務は、ふたつの会社、シパとシムセクに外部委託されているが、2社はユニリバー専門に業務を行っている。ITF加盟の交通労組TUMTISが昨年シパの倉庫労働者の勧誘を始めて成功したが、会社はこれに抑圧と解雇で対応した。

2008年4月以来、87名の労働者が解雇された。彼らは全員組合員だ。解雇された労働者(誰も解雇手当を受けていない)は毎日ピケを張り、5ヶ月目に入った。

3つのトルコ労組、TUMTIS、化学労組PETROL−IS(ICFM加盟)、IUF加盟のTEKGIDA−ISは、10月20日に合同会議を開催し、これにグローバルユニオンフェデレーションの代表が加わった。この会議の結論は、下請け業者に解雇された組合員の復職、組合承認、団体交渉のためにユニリバーを介入させるためのプレッシャーを強化することだった。地方裁判所が会社に最初に解雇された労働者グループを復職させるように裁定を下したが、運送会社は、組合の承認を拒否した。トルコユニリバーの経営者はこの状況を話し合うために10月20日に合同トルコ労組代表団に会うという提案を拒否した。ユニリバー経営中枢は今までのところ下請け業者の甚だしい組合権侵害の責任を否定している。

この会議後、トルコ労組とグローバルユニオンフェデレーションの代表は、イスタンブールから40キロ離れたユニリバー倉庫に行き、倉庫の門でピケを張る労働者に加わった。

ICEM、ITF、IUFは、ユニリバーが下請け業者に労働組合権と組合承認に関する国際基準を遵守させるようにプレッシャーを高めていく。