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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


SEIU、買収ファンドKKRを標的にグローバル行動

Posted to the IUF website 11-Jul-2008





大量の高リスク負債、攻撃的リストラ、資産剥奪、短期売買、税の抜け道の体系的利用−これらは プライベートエクイティやレバレジッド買収ファンドがかき集めた巨額な利益の背後にあるツールである。労働者、公共歳入、公共利益が、この金融工作における一般的な大敗者である。最古参、最大手のファンドのひとつが、米国に本拠地があるKKR−コールバーグ・クラビス・ロバーツで、RJRナビスコの310億ドルの買収の背後の「野蛮な来訪者」(TV映画の題名)である。この買収は、ナビスコ社を破壊し、推定4万の組合員の雇用を喪失させた。

KKRの2007年に取引は、競合他社に比べて数も額も大きかった。世界的買収の用途に現在200億ドルが取りおかれている。その非常に大きな多種にわたるカンパニーポートフォリオには、世界の大手製造業、報道機関、サービス企業が含まれる。

IUFは、2006年にILOのために書いた文書で、 多国籍使用者としての金融投資家が益々重要になっていることと、これが伝統的な団体交渉の戦略に与える挑戦に注意を引いた。

これらのプライベートエクイティファンド会社は、多国籍企業として認められ(世界の製造及びサービス企業に与える大きな影響力を考慮し)、UNCTADトップ100の非金融多国籍企業に含まれるのであれば、トップ10企業に簡単に置き換わるだろう。UNCTADの金融部門の多国籍企業のトップ50の新しいリスト(世界投資レポート2004年版に始めて入れられた)は、狭義に定義された金融サービス部門の金融多国籍企業を調査するだけで、この部門の雇用データーは限られている。投資信託が経営者の役割を無視することもILOの世界雇用報告書シリーズの中に顕著である。世界雇用報告書2004−05は、金融化された世界における雇用安定が、ますます不可能になることと、柔軟性を推進する金融規則を考慮せずに、労働者の生産性と資本流動性への影響と雇用安定と生産性の関係を検討している。

KKRは、2008年に35の企業を所有し、収入は全体で950億ドル、世界の従業員数は、50万以上である。b>グローバル企業と見なされれば、KKRは、グローバルフォーチュン500のリストの第10位に入る。

プライベートエクイティ買収の最も破壊的な影響力と、プライベートエクイティ所有会社の公正な税と労働組合権の尊重を確実にするアクションの必要性に焦点をあてるために、IUF加盟のSEIUは、7月17日にKKRを標的にしたグローバルアクションデーを組織し、世界の各都市で、アクションやデモを行う。

SEIUは、KKRに関する基礎情報文書、チラシの例、ビデオを作成した。さらに詳しい情報や、あなたの組織がどのようにアクションに参加できるかは、こちらhttp://www.july17action.org/

あなたの都市・国のイベントの情報については、[email protected] までコンタクト。