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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


カナダの移民季節農場労働者に画期的な協約

Posted to the IUF website 02-Jul-2008





マニトバ、ポーテッジ・ラ・プレーリーの果物・野菜生産業者メイフェア農場の労働者は、カナダの移民季節労働者に始めて適用される労働協約を圧倒的多数の賛成で批准した。6月20日、労働者は、21ヶ月間の組合権と組合代表の闘争をしめくくるUFCWカナダが交渉した3年間の協約に、93%の賛成投票を行った。

UFCWは、3分の2の労働者が組合代表に署名をした2006年10月にメイフェア労組の正式な認可を申請した。メイフェア農場の従業員の大部分がメキシコ人で、カナダ連邦政府の季節農業労働者プログラムを通じて雇用されている。メイフェア農場は、認可に異議を申立て、メイフェア農場労働者は、会社の従業員でもなく、会社は使用者でもないと議論した。理由は、労働者は、カナダとメキシコ政府によって契約されたからというものだった。従って、労働者たちは、団体交渉上の従業員とは見なされなかった。マニトバ労働委員会は、昨年の総合決定で会社の議論を却下し、マニトバ労使関係法の文言を発動した。『従業員は、仕事を行うために雇用された人を指し、この法律の目的のために委員会が従業員として指摘した人も含む』メイフェアは、たとえば時間や労働条件を設定するなど使用者として機能した。従って『実行可能な意味のある団体交渉』が可能であると委員会は裁定し、昨年の6月に組合を認可した。

UFCWカナダは、「労働協約の批准投票は、カナダではじめて移民農業労働者が苦情申立手続き、年功に応じて毎季呼び戻される権利を持ち、使用者所有住宅の立ち退き保護、独立調停者の審査まではカナダ国外追放から保護されることを意味する」と語った。