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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


SEIUカリフォルニア清掃労働者、ネスレロシア労働者の闘争に連帯表明

Posted to the IUF website 24-Apr-2008



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カリフォルニアの商業ビル(ネスレ南部カリフォルニア本社ビルも含む)に働く清掃労働者の労働協約の厳しいキャンペーンの最中に、SEIUローカル1877の組合員は、4月16日に、ビラを配り、横断幕を掲げて、ネスレロシアペルミ工場の闘争に連帯を表明した。

ビラで、ネスレ本社の従業員に以下を伝えた。ネスレ本社や他の事務所ビルを清掃する下請け清掃労働者は、公正な賃金、家族の健康保険、尊厳ある労働条件のために現在労働協約の交渉をしていること、清掃労働者でさえ交渉を行っているのに、ロシア、ペルミのキットカット工場のネスレ労働者は、労働協約に関して4ヶ月間膠着状況に陥っていること、また、彼らの組合とIUFによると、ネスレが、賃金の交渉はしないと言って、従業員と誠実な交渉を行う事を拒否していること、IUFの報告では、多くのネスレ労働者が低賃金を補うために売血をしなければならないこと、である。ビラで、ネスレのキャッチフレーズ,Have a break, have a kitKatに続き、Give KitKat workers a break!(キットカット労働者をこれ以上困らせるな!)と会社に要求し、また米国ネスレとロシアネスレの上級経営者宛に抗議文を送ることを要請している。

ネスレ本社を清掃する男女労働者は、ペルミのネスレ労働者の状況がよくわかる。世間並みの家族収入を得るには、カリフォルニアの清掃労働者は、現在の賃金水準では週112時間も働かなければならない。

4月17-18日にジュネーブで開催されたIUF執行委員会は、ペルミの状況に関して決議を採択し、ネスレにペルミ経営者の容認できない慣行を即座に止めさせるよう求め、ネスレがロシアを含む全ての事業所で賃金交渉の権利を尊重することを確実にするために、IUFのペルミ闘争支援を誓った。