IUF logo; clicking here returns you to the home page.
IUF
Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


グァテマラでまたバナナ労組殺害

Posted to the IUF website 24-Mar-2008





グァテマラでまたバナナ労働者のリーダーが殺された。2008年3月2日、バナナ労組SITRABANSURの組合員、ミゲル・アンジェル・ラミレズが、撃たれ、死亡した。この殺人事件は、グァテマラで増加する労働組合活動家に対する一連の暴力行為のひとつである。

2007年9月23日、IUF加盟のバナナ労組、SITRABIのマルコ・チュリオ・ラミレズ・ポルテラは、仕事に行くために家を出たところを撃たれ、殺された。マルコ・チュリオは、デルモンテの労働者を組織化するSITRABIのスポーツ文化担当の書記だった。

4週間前に、SITRABANSURの書記長の娘が武装暴漢に強姦された。また他のSITRABANSURの指導者、ヴィクトー・マニュエル・ゴメスの妻も武装暴漢に脅かされ、彼女の夫がみつからなければ、家族を殺すしかないと言われた。

2007年7月にフルーツインターナショナル株式会社所有のパシフィックコースト農園でSITRABANSURが結成されて以来、組合員が民間警備員から嫌がらせを受け、脅かされている。違法に監禁されて、組合脱退を迫られた者もいる。11月末に、彼らは解雇された。他の人と同様にミゲル・アンジェル・ラミレズも、強制的に辞表に署名させられた。

この殺害事件が起こる数週間前に、IUFと世界の組合のリーダーが、グァテマラ大統領アルバロ・コロンと会い、彼の政府に、労働組合活動家に対する暴力を止め、グァテマラにはびこる不処罰を終わらせるためにあらゆる可能な措置を取るように要請していた。