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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


英国の食品労働者、ジアセチルで肺損傷、グローバルアクションの必要性高まる

Posted to the IUF website 03-Mar-2008





香料ジアセチルに関して、規制的行動と、曝露した食品労働者に医学的モニターを要求しているが、今までのところ、欧州の保健安全機関から反応がない。米国で何百件ものポップコーン労働者肺の事例が明らかになった時、職場も食品安全機関も、ジアセチルは、人体に安全で、職場のリスクは最小であり、制御できていると繰り返し言い続けた。

IUFと緊密な協力関係の下、英国の ハザーズが、出版した新しい報告書で、この現状に甘んじていられない事が確認された。

2003年、マーティン・ミュアは、香料の多国籍企業ファミニッチの英国ヨークシャー工場に職を得た。3ヶ月後、彼に、閉塞性細気管支炎の症状が出た。今日、彼は、38歳だが、肺は、80歳の老人の肺だ。

彼の症状を特定できたのは、米国の状況を知り警戒していた博識の専門家のおかげである。

マーティンのような食品産業で損傷を受けた人、破壊された人が一体他に何人いるのだろうか?閉塞性細気管支炎の症状は簡単に喘息や他の肺疾患と誤診され、会社や政府を、義務から逃れさせている。質問に対し、英国の職場の安全衛生担当機関は、「ジアセチルは、英国の電子レンジポップコーン製造には使用されないが、他の食品に広範囲に使われている」と答えた。ミュアの事例は、我々がポップコーン肺ではなく食品香料肺という名称を使わなければならないことを示唆している。最近の米国の調査では、電子レンジポップコーン工場よりも業務用レストラン労働者 の間でジアセチルに曝露する率が高いことを示している。

ハザーズのウェブサイトの記事(英語のみ)は、ココ、そして、行動を起こそう!