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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


バングラデシュ、鳥インフルエンザの広がりで、失業50万名

Posted to the IUF website 28-Feb-2008





政府の主張では、状況は制御しているというものの、H5N1 鳥インフルエンザが、バングラデッシュ中に広がり続け、推定で約50万名の養鶏労働者が、現在失業中だ。ウイルスは、今や国内の3分の2の地域で発見された。首都ダッカの大規模養鶏場の一つで大量処分が行われたのを始めとして、80万羽以上の鳥が処分された。ある役人は、15万の商業規模の養鶏場のうち、少なくとも40%が閉鎖されたと語った。養鶏業を生活の糧として依存しているのは、500万以上に上る。

政府は、養鶏業者に鳥1羽の処分につき1.5米ドルを補償すると発表しているが、失業した50万の養鶏労働者に対する補償については、何の発言もない。昨年のH5N1ウイルスの発生で、労働者が、雇用が危機にさらされるのを恐れて大量処分を拒絶した時は、軍隊が屠畜処分作業に駆り出された。昨年の3月に、ダッカの国営養鶏場で、労働者は、報道関係者に「鳥がいなくなれば、我々は、餓死するだろう」と語った。