イベロスター組合役員の解雇は違法と上訴裁判所判決

Posted to the IUF website 24-Nov-2007





危険な労働条件を公に非難したために解雇されて から約１年後にスペイン領カナリー諸島の上訴裁判所は、ホテル観光業の多国籍企業イベロスターのＦＥＣＯＨＴ−ＣＣ．ＯＯ組合役員、ガルシア・ラモスの解雇は違法であると判決を下した。上訴裁判所は、会社が上告していた５月２１日の労働裁判所の決定を支持した。これは解雇を破棄し、組合書記を即座に職場復帰させ、この間の未払賃金の全額支払い、労働組合権侵害の罰金として９０００ユーロの支払いを命じるものだった。１１月２６日に、組合がイベロスターを今年１月の職場代表選挙で違法に介入したかどで訴えた裁判の判決が下る。

ロメスは違法解雇の裁判を取り下げれば３０万ユーロを支払うという会社の提案を拒否した。ＦＥＣＯＨＴ−ＣＣ．ＯＯは、『私たちの組合は買収されない』というスローガンで闘っていた。

組合は、ＩＵＦの要請に応えて、イベロスターにメッセージを送った多くの支援者に感謝の意を表した。同時に組合は上訴裁判所判決の遵守を監視していく。