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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


スミスフィールド・タール・ヒール工場で組合承認の話し合い打ち切り

Posted to the IUF website 22-Oct-2007



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10月15日にスミスフィールドの経営者は、米国北カロライナの世界最大の豚肉加工工場であるタール・ヒール工場の5500名の労働者の組合承認の話し合いを打ち切った。本工場の労働者は10年以上にわたり、UFCWに代表されるという権利のために脅迫、解雇、国外追放の憂き目に会い、これに対して闘争を続けてきた。

大規模な抗議行動と組織化された世界のスミスフィールド労働者からの3500通ものUFCWとの話し合いを要請する手紙が届いた8月の株主総会以来、経営者に対するプレッシャーが高まっている。IUFを通じてフランス、ポーランド、スペインの組合員から1000通以上の手紙が集まった。UFCWは話し合いにおいて柔軟な立場を維持していた。もし経営者の圧力がかからない選挙を行う方法が見つけられるのであれば、組合代表を支持する労働者の署名による表明である「カードチェック」を先行させることを提案していた。しかし、スミスフィールドは話し合いの打ち切りを選んだ。

本工場の労働者は即座に会社の組合代表選挙規則侵害の長い歴史という報道機関の記事を引いて、話し合いに背を向ける経営者の決定を非難した。

「1994年の最初の選挙の間、会社は深刻な侵害を行い、組合に賛成する労働者を数人解雇した。労働委員会が不服申立を発するとスミスフィールドは1997年に2回目の選挙に合意して、同じ事はしないと約束した。しかし現実は彼らの行為はさらにひどくなった。経営者は郡の保安官を工場内に引き入れ、投票日には武装キャンプが張られた。裁判所の裁定はスミスフィールドは選挙期間中労働者に攻撃、嫌がらせ、脅かし、違法な解雇、さらには人種差別の中傷まで行ったというものだった。1997年の選挙の時のスミスフィールドの行為は労働者を震え上がらせた。何年もたってからも、解雇や、脅かしや、嫌がらせがどのように行われたか労働者は、はっきり覚えていた。2006年5月に、米国控訴審裁判所は労働委員会の会社に対する罪状を全て支持した。

2006年5月に判決が下って以来、スミスフィールドは我々が職場でUFCWの代表を選択すると嫌がらせ、脅かしの攻撃的な行動を取り続けてきた。我々はスミスフィールドが正す事を拒否している安全でない条件で働いている。負傷した労働者は良い治療を拒まれ、退けられる。スミスフィールドは、労働者の権利をはっきりと述べる労働者に嫌がらせと報復を続けている。過去9ヶ月間に最も強く、最もはっきりと考えを述べる組合支持者が何人も解雇された。スミスフィールドは労働者のチラシ配りを違法に妨害し、自分たちで違法な脅迫的なチラシを作りさえした。何ヶ月にもわたり毎日テレビのコマーシャルが英語とスペイン語局で流されているが、UFCWのオルグを自宅で労働者を脅かすマフィアのチンピラにたとえている。

毎月、何百名もの新規採用者が前回の全国労使委員会選挙の間、労働者の権利を攻撃した会社の役割について嘘のビデオを見せられている。会社は違法に新規採用者に、過去失敗に終わった選挙をもう一度要請する会社が書いた手紙に署名するよう求めている。これは連邦労働法の侵害であり、我々は提訴している。スミスフィールドは、組合オルグはゴキブリのようだという掲示を工場内に張り出しさえした」

『スミスフィールドに正義を』のキャンペーンはスミスフィールドに話し合いの席に戻り、誠実に交渉を行うよう要請する会社の最高経営責任者および副社長宛のメッセージを求めている。組合の要求を支援し、スミスフィールドにメッセージを送るにはここをクリック