IUFUniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide 英国UNITE、スコティシュ&ニューキャッスルの労働協約改善
Posted to the IUF website 30-Aug-2007
8月22日、英国のIUF加盟組合、UNITE(T&G部門)は、バークシャー州レディングのスコティシュ&ニューキャッスル・ビール工場で改善された3年間有効な労働協約を勝ち取った。工場の労働者と組合員を合わせた300名のうち97.3%がこの提案を認める投票をした。この労働協約により初年度の賃上げは5.1%、その後の2年間はインフレ率に0.5%上乗せしたものになる。
スコティシュ&ニューキュッスルが基本給を技能手当て、交替勤務手当て、残業代に関連させるこの工場の長い慣行を廃止することを主張したため、工場の90%の組合員が8月6日に争議行為に賛成の投票をした。工場における組合の力がいやおうなく示されたために、経営者は交渉の席での争議解決に納得し、基本給と他の補償給との関連を再び確立することを認めた。
バークシャー州にあるこのビール工場はフォスターズ、クローネンブルグ、バドワイザーなど650万ヘクトリットルを生産し、週7日の操業を行っている。ユナイトはビール産業で英国で最大の組合である。
スコティッシュ&ニューキャッスルの協約締結の翌日、ユナイトの地域産業オルグ、ミック・ポリックは、フォスターズ・ヤタラビール工場のオーストラリアの仲間の闘争に友愛の連帯を表明した。ここでは経営者が組合に圧倒的な支持があるにもかかわらず、組合協約を拒否している。(これに関する記事はここをクリック)
ユナイトの連帯書簡は ここをクリック。