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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


フォスターズがオーストラリア、ヤタラの労働者に労働協約を拒否

Posted to the IUF website 27-Aug-2007



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フォスターズは、オーストラリア、南ブリスベインのヤタラビール工場の労働協約の交渉を拒否している。この労働協約は280名を越える労働者に適用されるものだ。新労働協約の交渉において、圧倒的多数の労働者が組合代表に賛成しているにもかかわらず、フォスターズは非組合協約を主張して、先月から交渉が止まっている。

ヤタラ労働者の過半数を、IUFの加盟労組であるLHMU(酒類接客一般労組)とAMWU(オーストラリア製造労組)、それにETU (電気工労組)が代表する。しかし、フォースターズは、公然と組合に代表される彼らの基本的人権を否定した。フォスターズが労働者の権利尊重を拒否していることは、ヤタラの人材マネージャー、ジョン・サリバが端的に示している。彼は「組合労働協約にたとえ200%の支援があったとしても、ヤルタでこれはありえない」と言った。

会社は、労働者に組合協約を持つ他のビール工場より35%低い賃金を規定する非組合労働協約を容認する投票を要請した。オーストラリアの新しい逆行的な連邦労働法の下で、こういった非組合協約は、労働者の苦情申立における組合代表を排除し、組合の職場立ち入りを厳しく制限する。


LHMUのマイケル・ドゥ・ブレニーがヤタラ労働者の闘争を語る。
ビデオ・インタビューは ここをクリック

これに対し、労働者と彼らの組合は、フォスターズに組合協約の権利尊重を要請するキャンペーンを開始した。このキャンペーンは集会、地域活動、フォスターズのビールを販売するパブでの嘆願書、オーストラリアや世界のフォスターズを代表する他の労組の連帯で、大きな支援を得ている。

LHMUの州書記長ロン・モナガンは、『フォスターズは傲慢にもヤルタの労働者を無視している。ジョン・ハワードの労働における選択(職場関係法)とはそんなものだ。ハワードの労使関係法の下で選択できるのは経営者だけ』とコメントした。