IUF logo; clicking here returns you to the home page.
IUF
Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


パキスタンのネスレ労組、企業の脅かしで勝訴

Posted to the IUF website 22-Aug-2007





7月28日、パンジャブ労働裁判所は、IUF加盟の食品飲料タバコ全国労連のメンバー、ネスレ・ミルクパックの従業員労組に有利な判決を下し、自由な組合選挙の権利を再確認した。このために、民主的に選出された組合委員長モハメッド・フセイン・バティを追い出そうとするネスレ経営者の数ヶ月に亘る脅かしと嫌がらせに終止符が打たれた。

過去1年間、ネスレ・カビルワラの経営者は、組合選挙に干渉し、その結果をくつがえし、選出された組合委員長バティを解雇し、裁判申請の署名偽造を行い、労働裁判所のバティ氏の職場復帰に続く一連の裁判所命令に違反してきたた。バティ氏は、工場立ち入りを拒否されたにもかかわらず、2007年の2月27日の組合選挙に勝った。しかし、経営者はなおかつ彼の工場立ち入りを禁じ、彼の解雇を裁判所に申請した。

7月28日にパンジャブ労働裁判所は経営者の申請を拒否した。裁判所はさらにパンジャブの労働組合登録官にバティ氏の選挙と彼のチームの役員を公認するように指示した。

これは、ネスレの組合活動干渉と選挙に影響を与えようとする試みに対し、組合員と組合指導者の長期に亘る確固とした勇気ある闘争が正しかったことを立証する重要な法律上の勝利である。IUFはこれを祝福する。