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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


モルソン・クアース、ストライキ・ロックアウトが3ヶ月目に入りエドモントンビール工場を閉鎖

Posted to the IUF website 22-Aug-2007





モルソン・クアースはカナダ、アルバータ州のエドモントン工場を8月末に閉鎖すると発表した。エドモントン工場ではカナダ自動車労組(CAW)ローカル284が代表する102名の労働者が5月31日からストライキ をロックアウトされていた。

ビール工場の労働者は、新規採用者に非常に差別的な二段階賃金制度導入の協約譲歩という会社の要求に対して争議行為を起こした。

本工場は、たった6ヶ月前に世界中の会社の中でモルソン・クアースのワールドクラス製造賞をその生産性によって受賞していた。モルソン・クアースは交渉中に組合が出したあらゆる経費節減提案を拒絶し、このためにストライキ、ロックアウトにつながっていったが、工場閉鎖はフォスターグループのライセンス契約の終了と消費者の好みがボトルから缶に移ったことから決定したと言った。労使紛争と条件の劇的な低下に対する組合の抵抗がさらにその要因に加わったと述べた。カナダでは、SAB Millerが10年間契約でフォスターの製造を行う。

相当な利益増と会社の株価上昇にもかかわらず、工場閉鎖が行われる。生産はカナダの他のモルソン・クアース工場に移される。

8月2日、CAWと会社役員が解雇条件を話し合うために会った。労働者の多くが何十年も勤続しており、組合が交渉の席で提出した代替の経費節減策を会社が考慮さえしなかったことに怒り、失望している。「我々は、こういった事態を避けるためにあらゆる事を行ったが、会社は関心を持っていなかったようだ」とCAWローカル284の会長ガース・サンダーソンは述べた。