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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


インドでH5N1型ウィルス発生、世界的な危機存続

Posted to the IUF website 01-Aug-2007





インド北東のマニプール州の首都インパールに近い養鶏場で致死性のH5N1鳥インフルエンザウィルスが発生し、これに伴い同州では鳥や家禽の大量畜殺処分が行われている。ウィルスに汚染された農場の10キロメートル圏内で一戸づつ戸別監督が行われ、約50万人が対象とされる。

インドは2回の鳥インフルエンザの大発生の後、1年前に鳥インフルエンザは壊滅したと宣言していた。

新型H5N1種が最近確認された近隣のバングラデッシュ、ビルマ、中国といった国がインドのウィルス発生の出所ではないかと調査されている。

6月29日、FAOの獣医局長は、「バングラデッシュ、ガーナ、トーゴ、チェコ共和国、ドイツにおける最近のH5N1ウィルスの発生は、ウィルスが新たな国にも既に汚染された国にも広がることを明らかに示している。家禽にウィルスがある限りヒトインフルエンザの蔓延の可能性を排除できない」と警告した。

IUFは、南アジアと西アフリカの加盟労組や加盟する可能性のある組合と共に活動を行うためにILO鳥インフルエンザ・プログラムの参加を確保した。これは職場の安全衛生と労働組合権の問題が商業養鶏部門で適正に扱われ、組合がH5N1に関するILO/関係機関間のプログラムに全面的に参加できるようにするためである。