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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


英国のコカコーラ労働者、ストライキ開始

Posted to the IUF website 30-Jul-2007



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英国のコカコーラ・エンタープライズ・ウェイクフィールド工場の労働者は48時間時限ストライキ開始のために26日職場を離れた。ウェイクフィールドのコカコーラ・エンタープライズの労働者はユナイトのアミカス・セクションが組織化しているが、7月24日から残業を拒否している。第二弾目のストライキが8月13−14日に予定されている。GMBが代表するコカコーラ・エンタープライズ・ミルトン・キーンズ工場の労働者も7月27日にストライキに参加する予定である。

ストライキ行動は賃上げ増額交渉を会社が拒否したためである。CCEは2.5%の賃上げを提案したが、これは残業割り増しとボーナスの一部カットとセットになっており、販売、利益、株式市場の実績からすると従業員にとっては事実上の賃下げである。

7月6日の争議行為の是非を問う投票に両工場の圧倒的多数の労働者が賛成投票をした。これから夏の繁忙期を迎えるために、このストライキは小売店、スーパーマーケット、自動販売機、パブ、ホテルで販売されるコカコーラ、オアシス、ドクターペッパー、スプライトなどのCCEの製品の供給に影響を与えるだろう。

ウェイクフィールドは、世界最大のボトリング、配送センターのひとつで、580名の労働者が毎分6千缶、1650本のボトルを生産している。ミルトン・キーンズ工場は、8本の生産ラインで215名の労働者が働いており、英国で第2のコカコーラエンタープライズである。コカコーラエンタープライズは世界最大のコカコーラボトラーで、北米、ベルギー、フランス、ルクセンブルグ、モナコ、オランダで事業を行っている。

IUFと欧州地域組織のEFFATはコカコーラに組合員を有する加盟組合の間で英国の行動の支援を調整している。