英国労組、ネスレの反復運動損傷で賠償を勝ち取る

Posted to the IUF website 27-Jul-2007





ユナイト（Ｔ＆Ｇとアミカスの合同により結成）のＴ＆Ｇセクションは、バートン・オン・トレントのネスレ・インスタントコーヒー工場で同一の反復運動損傷を発症した４名の労働者に賠償金を勝ち取った。この４名は全員テニス肘を発症した。テニス肘とは、反復ねじりと手首の持ち上げから生じる痛みを伴う、徐々に悪化する障害である。加工中のコーヒー顆粒の大きな塊の詰まりを定期的に取り除く作業の結果である。

地元のＴ＆Ｇ代表は、「英国ネスレでは明らかに深刻な安全衛生の問題があった。４名の組合員のためにこの案件が成功したことはうれしい。全使用者は従業員を保護する義務を有し、ネスレもこの例外ではない｣とコメントした。

ＩＵＦは、世界のネスレ工場の中では第４位、ブラジル国内では最大工場であるサンパウロに近いアララスのネスレ工場で起きている反復運動損傷の蔓延に対処する効果的な行動のための長期にわたる闘争を率いてきた。