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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


農業部門の児童労働撲滅に新たな協力提携

Posted to the IUF website 12-Jun-2007





IUFは本日農業における児童労働撲滅の新たな協力提携に加わった。2007年のILO総会期間中に発足し、この協力提携でILO、国連食糧農業機関、農業開発国際基金、国際農業研究協議グループの国際食糧政策研究所、国際農業生産者連盟とIUFがいっしょになった。

今年の児童労働反対世界デーを農業に焦点をあてたILOの決定を歓迎して、IUF会長ハンス・オロフ・ニールセンがIUFを代表して発足に際してスピーチをした。

「我々は多くの質問をする必要がある‐なぜ児童労働が農業でこんなに広がっているのか?安い食品の政策が農家や労働者に与える影響は何か?一つ買うともう一つは無料というのは多くの顧客にとって魅力的だが、誰がそんな特別提供品の真の価格を払うのか?
また農業労働者が、世界の食糧を生産している労働者が往々にして、最も自分と家族を養えないというのは衝撃的な事実である。子供たちは両親が貧しいから働く。

我々はまた農業にディーセントワークが不足しているという事実を認識しなければならない。多くの国で農業労働者は組合に加盟し、代表されるという基本的な人権すら否定されている。IUFにとって農業部門の大人の生活条件、労働条件を向上させることが児童労働に対する闘いの重要な部分である。

世界デーはほんの出発点に過ぎない。農業部門の児童労働撲滅はこの協力提携、政府、使用者、労働組合、市民社会から長期に亘る持続したコミットメントが必要である。宣言の中の5年間のコミットメントは良いスタートではあるが、これはほんのスタートに過ぎない」

ハンス・オロフ・ニールセンはまた政府に対し農業部門の生活条件を向上させるキャンペーンの一環として農業における安全衛生に関するILO条約184号を批准するように要請した。

スピーチ全文(英語)はここをクリック

本日の活動に関する情報は ILOホームページを参照