ＩＵＦ新出版物『労働者のためのプライベート・エクィティ買収に対するガイド』

Posted to the IUF website 04-Jun-2007





ＩＵＦはまず、短期間に最大の配当を株主に交付するために企業投資の金融化におけるプライベート・エクイティ買収規模が成長していることに国際労働運動の注目を集めた。書記局から英国の議会と欧州議会にプライベート・エクイティの脅威に関する概況説明を行い、ＩＵＦとその他の部門のプライベート・エクイティに関する専用のホームページを立ち上げ、プライベート・エクイティに対処する加盟組合を援助した。

今、書記局は『労働者のためのプライベート・エクィティ買収に対するガイド』を出版した。これは世界のＩＵＦ加盟労組や労働組合、そしてその組合員向けのものだ。英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、スウェーデン語、日本語で入手可能である。この冊子は理解できる言語でプライベート・エクイティとは何か、どのように働き、労働者と組合にとっての危険とは何かを詳しく述べている。多くのＩＵＦ部門のオーナーと使用者としてますます重要な役目を果たすようになっているプライベート・エクイティ・ファンドと交渉するための可能な戦略を示している。またいかに特定の政治的環境（規制緩和）がこのファンドの世界的拡張を可能にしたか、ファンドにいかに政治的行動が含まれているかを説明している。

日本語版冊子（ pdf版）は、ここをクリック。