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2007年6月12日、農業における児童労働反対世界デー

14-May-2007





6月12日は2003年から児童労働反対世界デーに定められた。今年の世界デー
は、農業における児童労働撲滅が僅かしか、又は全く進展していないことを認識して、児童労働の割合が一番高い部門である農業に焦点をあてる。ILOは、昨年の国際労働会議で、「農業の児童労働削減の努力が集中して行われなければ、2016年までに最悪の形態の児童労働を撲滅するというILO目標を達成する事は不可能である」と結論付けた。

農業で働く5歳から14歳までの1億3200万人以上の子供たちは、児童労働全体の70%にも上る。これらの児童労働者は危険な仕事、有害な農薬、長時間労働、極端な高温・低温にさらされ、最後には強制労働や奴隷労働に陥る可能性がある。

IUFは大人の貧困が児童労働の原因であると常に主張してきた。農業における大人の労働者の生活と労働条件を向上させる行動が児童労働撲滅のかぎである。これは雇用権の実施と本部門の労働組合の立場を強化する事を意味する。グローバル農業で中心的役割を果たす移民労働者の全面的な権利 もまた重要である。

今年、IUFはILOと他の国連機関や国際組織と共に農業における児童労働反対の世界デーとそのフォローアップを支援する。ILOのホームページに、農業と児童労働反対世界デーの情報・資料が見つかる。

今行動を!


第25回IUF世界総会は加盟組合に全国規模の行動を取り、児童労働反対世界デーを支援することを呼びかけた。世界の組合は児童労働反対世界デーを以下のように支援できる。

書記局は児童労働反対世界デーに関する関連情報と活動を定期的にIUFホームページ更新していく。