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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


労働組合はひるまず、ユニリバー・ボンベイ閉鎖で闘争続く

Posted to the IUF website 19-Apr-2007



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IUF加盟の全インドユニリバー労組協議会(AICUU)のメンバー、ヒンダスタン・リバー従業員労組(HLEU)は、ヒンダスタン・リバー・ムンバイ(ボンベイ)工場の閉鎖と不正売却に対する闘争を続けている。

2005年7月、ユニリバーのインドの子会社がBon Limitedという架空会社に売却された。2ヵ月後、Bon Limitedは政府に工場を閉鎖とHLEUの900名以上の組合員解雇の申請を行った。ボンベイ工場の買収費はBon Limitedにヒンダスタン・リバー217万ドルの貸付をしてまかなわれたものである。工場の購入価格は180万ドルであった。購入時のBon Limitedの資本金は1万800ドルしかなかった。人件費や営業費の十分な資金を持たずダミー会社へいかがわしい売却をおこなったことは、組合を弱体化させる、あるいは組合をつぶそうとするヒンダスタンリバーの経営者の長い闘いの中でも最悪の事態である。

しかし、組合はこの違法な閉鎖をインドの裁判で訴え、また、IUFと共にOECDに行動を取った。ユニリバーはOECDの多国籍企業に関するガイドラインに著しく侵害している。労組は組合員と支援者と共に集会を続け、最近ムンバイ鉄道の駅で一連のデモを起こした。ここで彼らは集会を開き、ビラを配って住民や乗客にこの闘争を知らせている。



この写真はNerul鉄道駅で最近行われたデモである。これから先、抗議行動は他のムンバイ鉄道駅に移っていく。