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イタリア金属労組、西ベンガルの権利侵害を非難し、自動車会社に建設予定地の移転を要請

15-Mar-2007





インドの複合企業TATAと共同生産を行う多国籍企業FIATの労働者を代表するイタリアの3労組はFIAT経営者に対し西ベンガルシングールの軽自動車工場予定地の移転を要請した。新工場には2000名が雇用される予定だが、一方で3万名の人々が土地と生活の糧を失うことになる。これらの人々は農業労働者、小規模農家、小作農民、家内工業従事者、その他の農村労働者であるが、何の補償も受けられない。何千名もの労働者や小規模農家が工場建設に強く抵抗し、IUFの加盟組合PBKMSがこれを支援している。

警察の村人に対する抑圧と暴力が増し、この地域に新たに5000名の警察官が投入された。

FIAT労組の共同声明は、自動車工場建設計画に反対する住民に対して取られる抑圧的手段を非難し、FIATおよびTATAに現地の食糧生産を脅かさないような代替建設地を探すよう西ベンガル政府に強く主張する事を要請している。声明の全文は国際金属労連のホームページに掲載中。

西ベンガル州政府及びタタ自動車会社の総支配人あてのメッセージを送るにはここをクリック。あなたのメッセージの写しは自動的にIUF書記局とPBKMSに送付されます。