パキスタンのコカコーラ・カラチ工場でＩＵＦ加盟労組大きな進展

Posted to the IUF website 05-Mar-2007





ＩＵＦの国際的なキャンペーンに支持された困難な現地交渉を経て、パキスタンのコカコーラ労働者を代表するＩＵＦ加盟労組は、組合承認と雇用保障に関する保証を書面で確保した。

カラチで２月２２日に署名された合意書は、会社の組合承認と今後雇用に影響を与える問題が発生した際の組合協議を保証するものだ。またこの合意書は今後常用労働者のポジションに空きができた時はこれを常用労働者が埋めることを保証するものだ。こういった権利の確保や尊重が殆ど行われない国で、このふたつは組合の大きな達成である。

本組合はＩＵＦのメンバーおよびこの闘争を支援した全ての人々に対して感謝の意を表明した。この結果に対してＩＵＦ書記長ロン・オズワルドは以下のように発言した。｢世界のＩＵＦメンバーや他の人々からコカコーラへの何千ものメッセージからカラチ闘争は、一般の注目を集め、支援を得ていることが明らかだった。こういった支援なくしては、パキスタンの現地経営者及びコカコーラの中枢経営者が組合の大きな前進に合意することはなかっただろう｣。また、｢カラチ工場の我々の加盟労組とコカコーラ社の間の、もっと広くはパキスタンにおける重要な問題はまだ残っている。この段階で我々は国際キャンペーンを停止するが、この闘争は重要な労働者の権利と利益の擁護であるため、この問題に関して注意深く監視を続け、加盟労組が必要とするあらゆる支援を提供していく」。と重ねて発言した。