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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


北カロライナのスミスフィールド、タール・ヒール工場で、労働者の欠勤で生産カット

Posted to the IUF website 22-Jan-2007





1月15日、スミスフィールド・タール・ヒール工場の生産が削減した。当日稼動しているのは一ラインだけという時もあった。地元の教会で行われたキング牧師誕生日の記念礼拝に出席するために500名以上の労働者が職場を離れるか、あるいは病欠の連絡をしてきたためだった。

同社の副会長、ラリー・ジョンソンは事前に米国の公休日であるキング牧師誕生日に記念行事出席で職場を離れる労働者は解雇されうると宣言していた。

2週間前に、スミスフィールド・パッキングの役員はこの休日を有休にしてほしいと要請する何千名もの労働者の署名嘆願書を認めることを拒否して、無給や解雇を含む報復措置を宣言した。

キング牧師の誕生日を祝いたい労働者に罰を与えるという脅かしは会社が過去にも行ってきた事だ。全国労使関係委員会(米国の労使関係監督責任の連邦機関)は法律上の判決で、スミスフィールドが労働者を脅迫し、労働者に人種差別的な口汚い言葉を吐き、労働者を怯えさせたと断言した。スミスフィールド・パッキングはヒューマン・ライツ・ウォッチの報告書で2度、広範囲の危険な労働条件で非難された。最近の米国職業安全衛生管理局のデータによると、この工場における負傷率は2003年から200%上昇した。

11月末、労働者の個人データーを不正使用して50名の同僚を解雇したことに抗議して、何百名もの労働者が職場を離れ、タール・ヒール工場は操業停止となった。

過去12年間、スミスフィールド・タール・ヒールの労働者の尊厳、世間並みの安全衛生基準、労働協約を勝ち取る闘いに米国のIUF加盟組合UFCWが支援してきた。