オーストラリア反組合法反対キャンペーンに国際支援

Posted to the IUF website 08-Dec-2006







11月30日、ハワード政権の徹底的に反組合的な労使関係法に反対する全国労組キャンペーンで、オーストラリア全土で約28万名の労働者と労働組合権支援者がデモ行動に参加した。ナショナルセンターＡＣＴＵは『連合政府の脅かしと多くの使用者が仕事についているようにという強い圧力をかけた』としているが、これにもかかわらず、多くの人がこの行動に参加した。

ハワード政権が導入した法令は、何百万もの従業員の不当解雇に対する保護を剥ぎ取り、労働協約に代わる個別の従業員契約の使用を容易にし、残業代、休暇手当て、解雇手当を使用者が削減することを容易にし、最低賃金を引き下げ、日常的な組合活動の多くを非合法化するというものであり、これは止められなければ、さらにひどくなる。

オーストラリア労働者に対する連帯で、世界の各都市で支援行動が行われた。ジュネーブではＩＵＦと他の国際労働組織がオーストラリア代表部の前で集会を行った。オーストラリア代表部は国際労働組織の代表との面会事を拒否した。ハワード首相宛の書簡が警察が警備を固める中、ここに集まった組織から手渡された。