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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


スミスフィールド労働者、ストライキの後に要求勝ち取る

Posted to the IUF website 23-Nov-2006





情報源: UFCW

北カロライナ、タール・ヒールで何百名もの労働者が2日間のストライキを起こした後、スミスフィールド・パッキングは従業員の大量解雇をやめることを求める労働者の要求に応じ、また工場内の移民政策の実施を再検討する事に合意した。火曜日、会社は初めて、労働者が選出した労働者グループと会合を持ち、工場の問題と従業員の懸念に関して交渉することに合意した。
抗議の原因はスミスフィールドが社会保障データーを不適正使用して従業員を不当に解雇したことで労働者と会社間の対立が生まれたことだ。社会保障データーは労働認可や移民身分の決定要因ではない。UFCWが労働者を代表する他のスミスフィールドの事業所では、契約文言のために移民や労働身分といったような問題を解決するための労働者と使用者間の組織立った建設的なプロセスが提供されている。スミスフィールドのタール・ヒール工場の労働者は10年以上にわたり組合契約をまもろうと闘争してきた。

ストライキのために会社に全国の宗教、市民権利、移民権利団体から何千件もの電話がかけられ、労働者の権利が尊重されるべきと要請された。これらの団体は、全国バプティスト連盟、進歩バプティスト連盟、南部キリスト教リーダーシップ会議、北カロライナNAACP、全国協会協議会とレインボープッシュなどだった。今週末に封切られる新作映画、ファースト・フード・ネーションのエリック・シュロサーは、労働者に犠牲を強いる会社を非難する声明を公に発表した。

ストライキの後、会社はカソリック協会とその弁護士を通じて労働者の問題について交渉することに合意した。会社は法律の解釈を誤ったことを認め、法律に遵守するために適正な調整を行う事に合意した。

「会社が正しい事を行い、この政策を適用する点で間違っていたと認識したことをうれしく思う。会社が労働者の懸念に関して交渉の席に着いたことはこのようなプロセスが、会社、コミュニティ、従業員にとって有益で、すべての違いを解決する事ができる例である。これはタール・ヒールの労働者への嫌がらせと対立の長い歴史が中断された瞬間で、この状態が続くことを望む」とUFCWのスミスフィールド正義キャンペーンの局長ジーン・ブルスキンは語った。スミスフィールドキャンペーンは労働、移民権、市民圏、宗教、学生団体の同盟である。

労働者と会社はすでに以下の問題で合意している。

1.スミスフィールドは、社会保障行政の不一致を告げる手紙に従業員が対応する時間をもっと長く与えることに合意した。
2.社会保障の問題を解決できずに解雇された従業員はこの問題を解決する間、職場に戻ることができる。
3.スミスフィールドの人事部は社会保障問題の不一致案件と質問の回答を助ける職員を配置する。
4.スミスフィールドは間違いが起こった場合はこれをきちんと言うことに合意した。
5.ストライキに参加した従業員に何ら処罰は行わない。
6.タール・ヒールの工場のマネージャー、ラリー・ジョンソンが11月21日火曜日午後2時にスミスフィールドの従業員グループと再び会合を持つ。

従業員は11月18日土曜日に職場に戻った。

UFCWは140万の労働者を代表し、このうち精肉・鶏肉産業で働くのは25万人である。UFCWの組合員はまた、健康管理、衣料、化学、蒸留酒製造、小売業で働く仲間である。