農業の児童労働撲滅が新しいグローバルな目標に

Posted to the IUF website 22-Nov-2006





ＩＵＦは、来年の児童労働世界行動デーで農業に焦点をあてるという決定を歓迎する。（2007年6月12日）この決定は、最悪の形態の児童労働撲滅が多くの地域やセクターで進んでいるものの、農業部門はその限りではないというＩＬＯ事務局長の報告があった後に行われた。報告書によると、農業の実体のために、『多くの働く子供たち、危険な本質、規制の不足、目につきにくさ、教育の否定。。。。農業は児童労働撲滅の優先的セクターであるべきだが、実際はそうでない』ということだ。

児童労働撲滅国際プログラム（ＩＰＥＣ）は児童労働の70％が農業部門でおこっているにもかかわらず、このセクター向けのＩＰＥＣのプロジェクトや行動計画は全体の15％に過ぎないと言っている。農業部門に関連する他の国連機関と共に農業部門の児童労働撲滅協力の包括的な政策枠組みを結成するための共同作業を行うためにＩＰＥＣは既にこれらの機関を結集させている。ＩＵＦはこのイニシアチブに参加することに合意した。児童労働世界行動デーと国連の包括的アプローチは、次期農業労働者部会総会（スペイン、セビーリャ12月11−13日）で討議を行う。

ＩＰＥＣは農業に焦点をあてた有益な刊行物を出版している。

１．農業の危険な児童労働に取り組む：政策と慣行ガイダンスと5つのガイドブック（ＣＤフォーマットおよびユーザーガイド）
ここからオンラインで入手可能

２．農業の危険な児童労働撲滅に関する研修資料パック。農夫、農場労働者の研修担当者の草の根研修
ここからオンラインで入手可能.