コスタリカで港湾労働者勝利、ＩＵＦこれを支援

Posted to the IUF website 22-Nov-2006





コスタリカのふたつの港でＩＴＦの加盟組合の港湾労働者が政府と対立をしていたが、ＩＵＦの支援でうまく解決に至った。労働者は9月２５日からリストラ計画に関する組合の協議と労働協約の実施という要求を掲げてリモンとモインの港で順法闘争を始めていた。何百名もの警察官と警備員が船荷作業に動員された時に対立はエスカレートした。

ＩＵＦはＩＴＦと共にこの港の施設を多く使用する多国籍のフルーツ会社に直接連絡を取り、港の軍事化をやめるように、また労働組合権を全面的に尊重して組合と交渉を行うように当局に要請するように求めた。

10月26日に組合は政府と合意に達した。未払いの手当て支払いや港湾の近代化と港湾労働者の状況を調査する特別委員会の設置を含む全ての主要な組合要求が満たされた。この合意に続き、組合は警察の介入に対応して組織した争議行為を
集結することを発表した。

また、ＩＵＦとＩＴＦはガテマラの港ケツァールで操業するフルーツ多国籍企業にも連絡を取った。ここでは港湾労組が港湾の民営化と労働組合権に対する攻撃に抗議してデモを行ったところに機動隊が導入された。コスタリカの解決のすぐ後、最近、ガテマラ政府も交渉する意思を示した。