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コロンビアのSINTRAINAGROに新たな脅迫、政府の行動が必要!

22-Nov-2006





10月11日コロンビアの農村労組SINTRAINAGROの活動家ヘサス・マリノ・モスケラがカレパの農場から自宅に戻る途中に殺害された。この後、二人の組合執行委員が殺しの脅迫を受けた。10月26日、メダルド・クエスタの自宅に覆面で銃で装備した複数の男が踏み入った。この時クエスタは留守だったが暴漢は脅迫状を残していった。組合指導者オズワルド・クアドラドにも同様の脅迫が行われた。

SINTRAINAGRO、UNAC(本労組が加盟する農業食品労連)とナショナルセンターCUTはこの脅迫を非難して政府に対しSINTRAINAGROの組合員と役員のためにあらゆる必要な保護措置を与えるように要請した。

1990年代に同国の北東地域ウラバで組合のメンバーを激減させたほどの暴力がまた使われるのではないかとコロンビア労組は恐れているが、これはもっともなことである。1995年、暴力が頂点に達した時、111名の組合指導者や活動家が殺害された。このほとんがSINTRAINAGROのメンバーだった。SINTRAINAGROが結成されて以来430名以上の組合員と役員が殺害された。こうした暴力が振るわれたにもかかわらず、SINTRAINAGROはコロンビアのバナナ産業を単一の労働協約の下に集結させ、団体行動を通じて労働者の労働条件や生活水準を守り、向上させてきた。

刑事免責のために、ウラバで大規模な暴力行為が行われ出し、コロンビアの労働組合活動家を標的にした戦争がエスカレートしている。許せない事だ。

IUFは、コロンビア政府に対してこの暴力の脅迫を抗議し、あらゆる必要な保護措置をSINTRAINAGROの役員と組合員に適用するよう要請した。あなたも同様のメッセージを送ってほしい。 コロンビア大統領アルバロ・ウリベ・ヴェレスと大統領府人権プログラム局長にメッセージを送り、写しをSINTRAINAGROと米州人権委員会(IACHR)とIUFに送るにはここをクリック