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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


フィージー・ネスレ、貧困賃金闘争に組合員動員

Posted to the IUF website 07-Sep-2006





IUF加盟のフィージー砂糖一般労組は、ネスレが労働者を貧困線から引き上げる賃上げ交渉を拒否したため、争議行動の是非につき投票を行う予定である。

ネスレはフィージーで約200名を雇用している。過去6ヶ月間で33億6千万米ドルの純益を上げ、11.4%の利益増を果たした。しかし、この労働者の大半は1時間2.75フィージードル(1.59米ドル)以下の賃金しか支給されていない。公式の貧困線は、3.5フィージードル、または税引き後週給で143フィージードルと推定される。砂糖工場の清掃要員として雇われている組合員でさえ3.40フィージードル支給されているにもかかわらず、ネスレの技能機械工のほんの少数グループが3.50フィージードル支給されているに過ぎない。

組合は、困難な交渉でネスレ工場の最低賃金を1時間当たり3.50フィージードルに上げようと試みた。しかhし、ネスレの最も新しい提案は1日あたり0.72フィージードルの増額だった。これは一斤のパンの値段にも満たない。(0.85フィージードル)

本労組書記長フェリックス・アンソニーはこの経営者の提示額を、フィージーの多国籍企業中で一番低い額だろうと言った。