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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


レイノルズ・タバコ労働者、脅迫のため組合代表に反対投票

Posted to the IUF website 29-May-2006





悪質な反組合運動の結果、米国の北カロライナ州、ウィンストン・セーラムのレイノルズ・タバコ会社の労働者は、5月11日に全国労使関係委員会監督の下で行われた選挙で組合代表に反対投票を投じた。

開票に続き即刻発表されたプレスリリースで、BCTGMは組合代表に862名の労働者が賛成、1228名が反対投票を行ったと報告をした。

組合選挙当日まで何週間も、レイノルズは従業員を脅かし、BCTGMと機械工労組IAMの組合代表に反対投票をするように、悪質な反組合運動を行った。潤沢な資金を投じた労働者に恐怖心を抱かせた威圧的なレイノルズの運動は、工場閉鎖に伴う海外生産移転や現行手当削減の脅かし、強制ミーティング、労働者用昼食室での反組合のビデオ放映などだった。

会社の目にあまる行動と労働者の権利の数多くの侵害のために、組合は全国労使関係法に基づきレイノルズを訴えた。

IUFはBATおよびその子会社レイノルズを多国籍企業に関するOECDガイドラインに基づき申し立てを行った。レイノルズが文書や強制ミーティングで組合活動に対する報復として生産移転を脅かしたのはこのガイドライン違反である。

世界の食品・タバコ労組は、レイノルズの労働者の組織化活動を支持した。IUFは組合のウィンストン・セーラムにおける組織化活動に関する情報を流し、労働者に対する支援文とBATに対するアメリカの子会社による労働者の権利のはなはだしい侵害の抗議文の要請を手配した。BCTGMを代表し、IUFは連帯と支援文を送った全組織に感謝の意を表したい。

プレスリリースの全文(英語)は、 ここをクリック