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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


米国のメーデー、移民の権利は労働者の権利!

Posted to the IUF website 14-May-2006





5月1日、米国全土で、何十万の移民労働者と労働組合活動家が、議会審議中の反移民法令に抗議してデモや集会を行った。この日、主な精肉・鶏肉加工の会社は、多くの工場の操業停止を余儀なくされた。移民労働者が大多数を占める従業員が全国規模で行われた集会やデモに出かけたからだ。

ノースカロライナ州のランバートンでは巨大企業スミスフィールドのタール・ヒールの豚肉加工工場の移民労働者が(UFCWの組織化ターゲット) 移民の権利は労働者の権利と書かれたTシャツを着て、プラカードを持った約5千名の集団に参加した。

スミスフィールドは、労働者が米国人でも移民でも、洗練された組合回避戦術と社内の警備人による暴力をはじめとする残酷な抑圧を組み合わせて使うことで、タール・ヒール工場の組合組織化の権利を否定している。文書にされた虐待の長い歴史の中で最も新しいものは、2006年4月28日に全国労使関係委員会が、スミスフィールドとその清掃契約業者QSIを有罪と裁定した事件だ。会社はタール・ヒール工場の14名の移民労働者を団体行動を取ったために違法に取り押さえ、暴力で脅かした後に非合法に解雇した。この事件は2003年11月のことで労働者は契約業者による再三の暴力に抗議して職場を離れようとしたのだった。そしてスミスフィールドの工場内の社内警備人に強制的に押さえつけられて、脅かされた。